【スタッフこぼれ話】アビッドエディターの新人デスクです
2012年6月13日 12:51
こんにちは!山口です。
映像テクノアカデミアのアビッドエディター(映像編集)の新しいデスクです。
4月から、映像テクノアカデミアで編集クラスの講師でもあるアビッドエディターのマネージャーを始めました。まだまだ不慣れな点があるかと思いますが、どうぞヨロシクお願い致します。
毎日のようにCMの制作部から連絡をいただき、毎日調整に追われています。産休明けの勤務ですので9時半から16時半までとなりますが、それ以降もスケジュールの対応が出来るようになりました。
アカデミアの講師兼エディターは3名。
川村達哉と太田静香、船迫育子。
実は、みんなこのアカデミアの映像編集クラスの卒業生なんです!日々、大変な編集業務を行いながら、3名が連携して助け合いながら授業の準備をするのをみていて、いつも感心しています。
そんな、彼らが、たくさんしかもスムーズに仕事が出来るように調整するのが、わたし、山口の仕事です。
第1キープが何日か続く場合、最終日やその間の日だけの問い合わせがあったりして、そこの調整がなかなかうまく進まなかったりします。でも、ときどき、制作部同士が話し合って解決してくれることがあると、制作部のみなさまの気持ちが電話を通じて私にも伝わってきて、本当に嬉しく思います。
そして、一生懸命働いてくれている3人のエディターたちに感謝!です。
深夜にわたる作業が続いたり、最近では出張アビッドという、現場に編集機を持ち込んでその場で編集することも増えてきています。
編集の仕事は時間どおりに進まないということが、とても良くわかりました。
そしてもちろん、毎週土曜日の授業も!
CMの制作部のみなさま、どんどん問い合わせをしてください!
アカデミアに2部屋あるアビッド編集室も、HD対応です。新宿で編集もいいですよ!食べるものが安くておいしいです!また東北新社グループ以外の仕事も受け付けていますので、お問い合わせ下さい。
【スタッフこぼれ話】洋画みるなら字幕より吹き替え?!
2012年1月17日 15:05
昨日の朝日新聞の文化面に、洋画から字幕が減り、吹き替え版の占有率が増えているという記事がありました。【スタッフこぼれ話】夏休みを終えて
2011年9月 8日 13:24
ひさしぶりのKEN坊です。
おそらく、皆さんの夏休みは、海、山、海外旅行、と楽しく過ごされたことと思います。あるいは、読み残しの本を読破した、映画館をハシゴした、一日中音楽を聴いてゴロゴロしていた、友達と政治・経済の難しい話をしながら飲み明かした、----------。
私は映画大好き人間です。古い映画からハリウッドの活劇まで乱読ではなく、乱鑑と言ったら良いでしょうか。やたら映画館で劇映画、モニターでDVD、を見まくっていました。
そんな乱鑑者の映画についての話を聞いてください。よく"映画は原作よりも面白くない""映画は原作を超えられない"などという言葉を耳にすることがあります。もちろん、いままでにはたくさんの名作が生まれ、原作よりも面白い作品が生まれていますが。
原作をシナリオ化する際のポイントは、あるシナリオライターの話を引用させてもらいますが。柵の中の牛を原作に例える、バケツとナイフを持ったシナリオライターが柵の周りをぐるぐると歩き回る、牛のある部分を、ここだ!と思ったらそこにナイフを突き刺し、血をバケツでドバっと汲み取る。これが原作をシナリオ化するコツだ、と。ようするに、原作を全て網羅するのではなく、一番言いたい所を掴んで主軸とし、映画として膨らませていく。
さらにシナリオは小説のように細かい心理描写を行間に滲ませるのではなく、監督(スタッフ)が想像力を働かせられるように簡略化することが大事な要素となります。
企画(オリジナルシナリオ)は創造の第一ステージです。
夏休みを終えて、映像・広告クリエイター科の各クラスは修了作品制作に向かって実習に取り組んでいます。
私も皆さんに負けないように乱鑑者として酒を飲みながら、ゴルフを楽しみながら、時には企画を考えています。
実際の形にする前に行う頭の中での空中戦は果てしなく広がり、ほとんど着地に失敗します。だけど、これほど、面倒くさいことはないですが、こんな楽しいことはありません。
当学科は、ワイワイガヤガヤとかしましく楽しくやっています。
一度、空中戦に参加してみませんか。
【スタッフこぼれ話】I LOVE MOVIE!!!
2011年5月20日 10:51
こんにちは、momoです!
最近ある映画のリピーターになってから
ひんぱんに映画館に出没してます♪
映画といえば、映像翻訳科の卒業生で
現在活躍されている翻訳者の方の中には
「洋画好き」の方が結構いらっしゃいます。
幼い頃から親の影響を受けて、とか
大人になってから映画館に入り浸るようになって、とか
きっかけはそれぞれですが、皆さん最初は、
どこにでもいる普通の「洋画好き」な人だったのです。
今バリバリ翻訳の仕事をされている方でも
スタートはそれだったと思えば、
ちょっと親近感が湧いてきますよね♪
さて、映像翻訳科の一番初級の入門クラスでは
初回の授業の後の懇親会で受講生ひとりひとりに
簡単な自己紹介をしてもらうのですが、
やっぱり「洋画好き」な方は必ずいます。
他にも「海外ドラマ好き」や
「あるハリウッドスターのファン」など
同じく小さなきっかけから
映像翻訳を学びはじめた方がたくさんいます。
この中からまた後の翻訳業界のスターが生まれたらと思うと、
勝手ながらわくわくしてきてしまうmomoなのでした♪
ちなみに,ある映画というのは「邦画」ですが・・・(笑)
【スタッフこぼれ話】映画をみると
2011年4月27日 14:33
ふと震災の後、久しぶりに大友克洋さんの「AKIRA」を観ました。
言わずとも知れたSFアニメの金字塔で、公開は1988年。
私は中学生の時にTVで観たのが最初でした。
かっこよくて今まで何度見直したか分かりませんが、久々に見たら今の不安な情勢とあいまってか
「恐ろしい映画だな」とまた違った見方になりました。
発達したきらびやかなビル群の間を対照的に暗い道路を不良少年たちがバイクで駆け抜ける街の様子が
今の少し暗いトーキョーと劇中のネオトーキョーが重なります。
アフレコではなくプレスコと呼ばれる音を撮った後に画が作成されたという事を今回調べて初めて知り
ました。
それがまた不良少年たちの悪ーい感じを出していてほんとに音声、音楽も素晴らしい。
23年前の作品とは思えない!
映画というのはどんなものでもメッセージが含まれているものと私は思います。
アキラでいえば、人間の手中に収まらない力をコントロールしようとして出来ない恐怖があることを伝えているのでは
と私は思っているのですがどうでしょう。
なんだか今の世界とも通じる気がしませんか?
そんな話を映像クリエーター科の映画マニアの宮田講師と話していると
宮田さんは震災をきっかけに黒沢明の「夢」を思い出した、と話してくれました。
日本中にある原子力発電所が地震によって次々崩壊していくという下りがあるとか...。
恐ろしいですね、ちなみに「夢」の公開は1990年です。
私は未見なのですが(映像編集者としてはどうかと思いますが許してください。)今度観たいと思っています。
楽しくて面白い映画も大好きですが、せっかく映像の勉強を始めたみなさんには
いろいろメッセージ性の強い作品もどんどん観てほしいと思います。
主張の手段を「映像」という手法に託した人々がたくさんいるのです。
作り手のメッセージに共感するのもいいですし、自分はそうは思わない!という作品があってもいいのです。
この人はどういう事を言いたかったんだろう、と考えるのもまた面白いものです。
そして考えた末、自分の考えが出てきたなら是非アウトプットして作品にしていって欲しいと思います!
(映像クリエーター科 Abbey)