映像テクノアカデミア

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【映像・広告】姉妹校・麻生情報ビジネス専門学校生がやってきた!

2012年10月 2日 15:22

先日(9月20日・22日)、福岡の麻生専門学校(当校とは姉妹校)の生徒さん11名が東北新社グループ及び映像テクノアカデミアにて研修のために上京しました。姉妹校として、お互いの情報交換を兼ねて研修です。

まずは羽田空港からレンタルしたバスで、オムニバス・ジャパン赤坂本社ビルに到着。
さっそく、試写室にて映画VFXシーンのデモテープを鑑賞。CGプロデューサーの解説を熱心に聞き入っていました。
その後編集室に移動して、ここでもモーションコントロール(コンピュータ制御で人物の動きを記憶し再現できるカメラ。「アバター」などがその代表例)、CG、デジタル合成を駆使したCM作品の説明を受け、技術力の高さに驚いていました。
麻生塾東京研修2012年秋_0832.jpg その後、雨の中を10分ほど歩いて、撮影スタッフが待つ東北新社本社ビルに移動。
最先端撮影機であるARRIの35ミリフイルムカメラ、デジタルカメラとハイスピードデジタルカメラ三台がすでにセッテングされていました。
めったに触れることの出来ない高価なカメラを、生徒さん一人一人がスタッフから手ほどきを受けながら興味深そうにファインダーを覗いたり、フォーカスを送ったりしました。なかでも生徒自らハイスピードカメラの前に立ち、ジャンプしたり、髪をなびかせたりした動作を600コマで撮影し、その映像が超スロモーションでモニターに映し出されると"おー"と感嘆の声が上がりました。
最後にカメラを囲んでスタッフと生徒さんが一緒に記念写真を撮り、一日目が終了。

二日目は、映像テクノアカデミアにて研修。
午前中は、広告・映像業界の相関図から仕事の内容、求められる人材像などの話を行い、その後、「映像を創る」と題して映像制作の流れ、編集技法による演出効果等を分かりやすく解説する授業を受けました。
昼休みに入ると、多少眠そうだった生徒さんも、それぞれ好みの店に"バレ飯"(これも業界用語?!)に出向くときにはパッチリと目を開けて楽しそうな顔になっていました。
午後は、本日の研修のメインイベントである映像編集実習。実際にプロが撮影したCM作品を、短時間で仕上げます。
このためにまず、編集ソフト「Avid」を習得しなければなりません。いつもは「Adobe Premiere」を使用しているため、はじめての経験です。いっぺんに何もかも覚えられないので、まずカット編集を基本とするように講師から指示が出て、実践していました。

生徒の皆さんの覚えも早く、夕方には、ほぼ全員が30秒の形になりました。最後に講師が編集した作品を見せて、自分たちの創ったものと比較・検討しながら講評を終えました。
今回の研修が生徒さんにとって、これから「映像」に関わっていくことに弾みとなってくれたならばアカデミアにとって大いなる喜びである、という思いにかられた二日間でした。

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