【スタッフこぼれ話】強く思うこと
2016年5月22日 13:27
2016年5月18日 銀座ヤマハホールで行われた「ふたりのマエストロ」に行ってきました。
マエストロの1人はチェリストの宮田大(みやただい)くんだと分かっていましたが、もう1人は誰か分からないままホールへ。
前半で早速、そのもう1人のマエストロが登場しました。演奏家だろうという僕の予想に反し、なんと弦楽器作家の永石勇人(ながいしはやと)さんという方でした。この方は、日本人でありながら、イタリアで弦楽器製作の勉強をし、現在、イタリアのクレモナで工房を持ち、活動しているという人です。
苦労話はあまり出ませんでしたが、海外で専門の勉強をし、それを現地で仕事にするというのは、相当な努力をされたのだろうということは想像に難くありません。その頑張りを支えた、この道を究めようという「強い思い」を持ち続けられたからこそ、その夢が実現できたのだろう。
夢を実現するには、どんなことがあろうとその夢を実現したいと、強く思い続ける必要があります。才能があるかないかより、むしろ「強く思う」ことの方が大切で、その思いを持ち続けられるかどうかが、fail or success の差ではないか、と僕は信じています。
どんな夢も途中で諦めては、実現できません。強く思い続け、頑張ってください。