【映像・広告】村上春樹「騎士団長殺し」と村上さんの思い出
2017年2月24日 15:23
映像・広告クリエイター科、山下です。村上春樹さんの7年ぶりの長編「騎士団長殺し」が
本日2月24日に発売されました。
新宿の紀伊国屋書店に行って購入してきました。
一昨年の秋、紀伊国屋書店が、
村上さんの「職業としての小説家」を
大量に仕入れて、
小さな書店にも紀伊国屋経由で配本したという
カッコいい記事を読んでから、個人的に書籍を買うなら
映像テクノアカデミアからも近いこともあって
「紀伊国屋書店 新宿本店」と決めています。
いまや、PCやスマホで「ぽちっ」とするだけで
翌日には書籍が届くようなシステムを考えたアマゾンは
すごいと思いますが、今日、書店で本を購入して
僕と同世代のおじさんもこの2冊を持ってレジに並んで
らっしゃるのを見て嬉しい気持ちになりました。
書店にはそうした人を見かける出会いもあり
また、たまたま書棚に置かれているものを見て
思わず買ってしまうみたいな嬉しいこともあるのです。
その魅力をもっと突き詰めていけば
アマゾンに負けない魅力的な書店が
生き残っていけるのではないでしょうか?
さて、そんな村上さんの新刊ですが、
もちろん買ったばかりなので
まだ読めていませんが。
実は、私は35年来の村上春樹ファンです!
ハルキストと呼ぶ方もいますが
私の名前も「ハルキ=治城」というのでこれは少し恥ずかしい。
35年前の祇園祭の頃
京都に「駸々堂」というこれも素敵な書店がありました。
そこで見た「風の歌を聴け」という単行本を購入したのが
1982年。二十歳の大学生の頃でした。
大学2年の夏に缶ビールばかり飲んでいた
僕と鼠と、僕をめぐる何人かの女性を描いた青春小説でした。
多分、雑誌の「ポパイ」か何かで新刊広告の記事だったかを
覚えていたんだと思います。
あれから35年が経ち
相変わらず、村上さんの新刊が出ていると
購入しています。
さて、学校の修了制作が一段落したら
「騎士団長殺し」をゆっくりと読みたいと思っています。
村上さんの思い出は実は
これ以外にたくさんあるのですが、
それはまた次回と言うことで楽しみにしていてくださいね。
(映像・広告クリエイター科 山下治城)