【映像翻訳】始まりと終わり
2016年12月 7日 14:37
今日は12月6日、あと少しで2016年も終わりです。終わるとすぐに2017年が始まります。月単位で考えても、1日から始まり、31日で終わり。1日の単位も同じです。0時から始まり、24時で終わる、と同時に翌日の0時が始まります。時間単位で考えてみても...
この世にあるもの全て、始まりがあり、終わりがある。人の一生も同じ。おぎゃ~と生まれて始まり、年を老いて最後の息をふっと吐き出して、終わり。
行きの飛行機の中から見た富士山
映像テクノアカデミアの映像翻訳科では、大阪芸術大学 文芸学科 「映像翻訳の演習」という授業を請け負っていました。通年で単位の出る授業です。私がこちらに異動してきてからは、私が成績をつけていました。春になると、今年は芸大ではどんな学生に会えるだろう、と密かに楽しみにもしていました。大阪芸大の学生はプロの翻訳者になろうと考えて受講している人はほぼ皆無なので、とても自由な発想でセリフを作ります。
その大阪芸大の授業も2016年度をもって終了です。私が2017年1月7日に授業を行ったらそれで終わり。10年間続いた講座です。(私は途中からの参加でしたが)2016年1月に教務部長に「来年2016年度でこの講座は終わりです」と聞いたときは、多くの学生が参加しているこの講座に終わりがあるなんて信じられませんでした。もう大阪にこんなに頻繁に来ることはないなと思い、少し寂しい気持ちになりました。
日本一 高いビル あべのハルカス
通天閣@新世界 2016年の日本とは思えない光景が
しかし、始まりと終わり。何かが終わると、何か新しいことが始まる。
なんと映像テクノアカデミアでは2017年5月から、大阪でサテライト授業を始めることになりました。テレビ会議システムを使った、interactiveな、まったく新しい授業が始まります。すぐに終わりが来ないよう、頑張らなくては。