映像テクノアカデミア

Techno Voice スタッフが綴る公式ブログ

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【映像・広告】「my japan creative summer camp オリエンテーション」(@東北新社 映像テクノアカデミア)

2014年6月30日 16:10

 

my japan」という地域活性化のための

「日本」のいいところを紹介する30秒の動画を

作って応募するという催しが今年で5年目を迎えた。

今年の動画のテーマは

「ガイドブックにはない、"今"の日本の魅力。」

 

そして5年目にして新たな試みが始動!

 

夏休みを利用した「creative summer camp」というもの。

P6290092.JPG

 

事務局が選定した3か所(石巻・只見・長野)の地域に

参加者が実際にロケハンに行き現地を見てお話を聴き、

それを基に、企画を作って、

その後、23日の動画制作のキャンプに行く。

キャンプでは撮影し、仮編集までを現地で行う!

ということは編集は徹夜作業になるかも?

P6300109.JPG

 

参加できるのは29歳以下の人たち。

動画制作やデザインが出来ない人でも大丈夫。

 

この日は、そのサマーキャンプのオリエンテーション。

 

このイベントを手伝っている中島信也ディレクターと

河尻亨一さんがオリエンテーションのファシリテーターを務める。

 

東北新社 映像テクノアカデミアの4階C教室は

29歳以下の男女で溢れた。

事務局関係者を入れると60人以上が集まる。

この日は行き先別に応募者が座り、

その後3名づつのチームの発表が行われる。

 

ちょっと合コンみたいな感じもあり、

みんなのドキドキ感が伝わってきた。

 

大学のゼミなどが新たに始まる。

そんな日に居合わせたような。P6290101.JPG

 

中島ディレクターと河尻さんからは、

参加者に対して、人と違うことをやってみよう!

といろんな表現が出て来ていいんだ!

という言葉を受けて、みんなの

ワクワクドキドキが拡がっていくのが

目に見えるようだった。

 

同じようにしなさい。人と違うことをしちゃダメ!

 

というものとは真反対のオリエンテーションが行われる。

こうした、教育がこれから拡がっていくのだろう!

創造性を高めていくための教育のヒントは

こうしたところにあるのかも知れない!

 

先日のETVの「スーパープレゼンテーション」(@TED)でも

イギリスの教育学者であり作家である、ケン・ロビンソンが

同じようなことを言っていた。

この日の彼の講演の題名は「教育革命を起こそう!」というもの。

創造性がこれからの世界を作っていく。

そのために芸術的な作業を教育に取り入れるべきだ!

という主張だった。

終了後、大きな拍手とスタンディングオベーションが。

 

今回のサマーキャンプも

まさに、その創造性を最大限に発揮するイベントだろう!

ロケハンに行って彼らが何を発見し、

何を表現しようと思うのか?楽しみ。

 

ロケハン後の8月上旬にワークショップが行われる。

そこでは中島ディレクター、河尻さんの指導のもとに、

彼らの発見してきたものが、実際の動画の企画に

進化していくことだろう!

 

サマーキャンプ1期生たちよ!

 

がんばれええええ!(山下)

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【映像・広告】ミュージックビデオ

2014年6月17日 20:28

ミュージックビデオ(MV)って、なんて素敵なんでしょう。
CMや映画、ドラマとはまた別の映像コンテンツ。
現代の映像には様々な音があって、その音が魅力的なだけで、相乗効果で映像もより魅力的に観えたりするものですが、なかでもMVは音楽を前面に押し出した作品なので、音と映像のバランスがシンプルであることもあり、その作品の中へ簡単に入り込めてしまいます。
入り込むというより、気づいたら侵入されていた、のほうが近いかもしれません、、、恐ろしい。
何が言いたいかというと、ワンポイントのアイディアで、5分にも満たない一つの作品を観る観客の感情を、揺れ動かすことのできる素敵な映像なのです。
とまあなんだかそれっぽいようで結構普通なことを言いながら始まりましたが、見る者の感性でいろいろな捉え方ができる映像の1つ、MVを紹介しますね。

今回は

JAWEYE「CRACK」

JAWEYEさんはダンスミュージックをやるロックバンドです。
マニピュレーターもいるんですよ。

この作品のワンポイントのアイディアは、見てもらえればわかると思いますが、最初に目に入ってくるカメラのディスプレイです!
ディスプレイ越しにメンバーをみせていくというたった一つのアイディアが、かっこいい世界観を作り出してるんじゃないかと。
もちろん人によっては違う捉え方をするとは思いますが、それをみんなで共有していくのも大事なことだと思います。

ワンポイントのアイディアの大切さ、そこからどう世界を拡げていくのか、そこを考えながら映像と音に触れていくのも面白いと思います。

ちなみにそんなJAWEYEさんは、最近メンバーが抜けてしまうなどの発表がありましたが、今後も元気に良い曲を届けてくれることでしょう。
応援しています!

他の曲のMVもHPで公開されてるのでどうぞ!


関係ないですが以前覗いたライブハウスでの一枚パシャリ!

DSC_0260.jpg

映像が大好きな皆様へ
音楽が大好きな皆様へ

一緒にMVを作りましょう!
よりよい発展を願って!

【スタッフこぼれ話】「ジジイなってもかっこいい」 ----ロバート・デ・ニーロ-------

2014年6月 5日 14:02

最近、「リベンジ・マッチ」という映画を観に劇場へ足を運んだ。ロバート・デ・ニーロとシルベスター・スタローンが、最後の勝負のために30年ぶりかにリングに上がる老齢のボクサーを演じている。
この映画は、デ・ニーロは「レイジング・ブル」スタローンは「ロッキー」で強烈にボクサーの役を演じたのを彷彿させる狙いがあることはいうまでもないだろう。

二人が必死に体をしぼって奮闘している様はけなげでさえあるが、それなりに見ごたえがあった。
それよりもタイトルロールの後に、マイク・タイソンとイベンダー・ホリフィールドのインタビューシーンがあり、貴方たちも世界ヘビー級の「リベンジ・マッチ」をやるか?の質問に、一人が即座に"NO"というシーンは、アメリカ映画独特の洒落が聞いていて面白かった。ちなみに、この二人には「耳かみ事件」があり、これによりタイソンが1年間ライセンスを取り上げられたことがあった。

それはさておき、デ・ニーロは1973年「ミーン・ストリート」の監督マーティン・スコセッシとのタッグを組んだ映画で無軌道な若者を演じ、一躍脚光を浴びた。
それからは1974年「ゴッドファーザーPARTⅡ」でヴィトー・コルレオーネの青年時代を演じ、1976年「タクシードライバー」ではベトナム戦争から帰還した若者を演じ、続いて1978年「デイア・ハンター」でもベトナム戦争で深く傷を負った若き3人の帰還兵の一人を演じている。
そして、1980年の「レイジング・ブル」につながっていく。デ・ニーロが壮絶な男の生き様を四角いジャングルに叩きつけた。引退後のシーンのため25キロ体重を増やしてまで破滅型の主人公を演じきり、アカデミー主演男優賞を受賞することになる。
彼には1987年「アンタッチャブル」のアル・カポネ役で前髪を抜いてまで迫力を出すことに専念した話もある。
このように徹底した役作りは「デ・ニーロ・アプローチ」と称され、若手俳優たちのお手本になっている。

それにしても、あの片方の頬をわずかに歪めてニヒルに笑うカットは、デ・ニーロ作品では必ずどこかに出てくる。それに秘めた存在感は抜群であり、ここに挙げた作品の中の若き日のデ・ニーロは秀逸である。
もちろん、現在70歳を超えているデ・ニーロも渋みを増し、食事や運動に気を使っているだろうから「ジジイになってもかっこいい」と言われている。
人は皆、こうありたい。

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