【映像・広告】CM・広告制作会社 合同会社説明会 レポート!
2013年4月26日 15:34
4月20日(土)と21日(日)の2日間、竹橋のマイナビルームでJAC主催のCM・広告制作会社合同会社説明会が行われました。
両日とも大盛況で、会場内はCM制作や広告制作に興味をもった学生で溢れかえりました。
CMと広告の制作会社がブースを出し、それぞれの制作会社の特徴を参加者に説明しました。
東北新社(そしてグループ会社の二番工房、リフト)もブースを出し、大平崇雄プロデューサーが中心となって、
「プロダクションマネージャー(以下PM)とは?」
ということについて説明。新人2年目PM、1本で仕事を回している数年目のPM、そして最近PMからプロデューサーになった先輩たちが駆けつけてくれました。
大平プロデューサーが、彼らにインタビューするというカタチで説明会は進行して行きます。
まずは、スタッフに名前を覚えてもらうこと。
そのきっかけは、撮影現場に用意したおやつやお弁当の話から始まることもあります。
「制作部さん!」と呼ばれていたのが、自分の名前で呼ばれるようになるととても嬉しい。
そういう気持ちが持てる人は、PMとして向いているのでは?というような話からはじまりました。
さらに、仕事を1本で任されるPMになると、スタッフから感謝の言葉をいただくことが、やりがいになるという話がありました。
PMの仕事はとても大変です。
一番長時間、そのプロジェクトにかかわっているひとりに違いないのです。
その大変な苦労をスタッフはちゃんとわかっており、撮影終了後などに声をかけてくれ、それを素直に嬉しいと思うPMは
「何て人間として幅が広いんだろう!豊かなんだろう!」
と思いました。
そしてプロデューサーになると、それに加えて、広告主や広告会社への責任を持つことが大切なことになってきます。
その時々に、実直にものごとに向き合って問題点を話し合うこと、また実行レベルでどのようにバランスをとってプロジェクトを進めていくのか?ということが問われてきます。
そこから、どんどんと大きな仕事が任されて、本当のプロデューサーになっていくのでしょう!
大平プロデューサーの
「ありがとう!」
という言葉が欲しいから僕たちは一生懸命仕事をする。
自分のためではなく、そのプロジェクトのために懸命に働いた結果「ありがとう!」の言葉がもらえる仕事って、そんなに多くないんじゃない? という言葉が印象的でした。
また、21日(日)は、特別基調講演として、中島信也CMディレクターが、これからCM・広告制作の業界を目指す人たちに向けての話がありました。
「下積み力」をまず鍛え、そこからいくつかのチカラを経て、最後は大きな「人間力」を獲得する仕事である、ということを順序を追って説明してくれました。
その後、各制作会社のパネラーが登場し、彼らに中島ディレクターが質問をしながら進行して行きました。
東北新社からは企画演出部の佐藤こずえディレクターが参加。
佐藤ディレクターが、悩んでいる時に会社の先輩などに相談すると、人間として一回りも二回りも大きな答えが返ってきて、いつも感動すると語ってくれました。制作会社で働き、みんな大変な苦労を経ることによって
「人間力」
の高い人になっていくんだ!という言葉がココロに刻まれました。