映像テクノアカデミア

Techno Voice スタッフが綴る公式ブログ

2018年12月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

月別アーカイブ

【映像・広告】夏のセミナー2011のお知らせ 「今だから、明日に向かってクリエイターの生トーク。」

2011年7月 5日 17:05


今年も、夏がやってまいりました。暑い夏!節電の夏!

映像テクノアカデミアの夏休みを利用して何か出来ないか?

そんな思いから始まった映像広告クリエイター科の夏のセミナーも今年で8回目。

いつも最先端の現場で活躍されている方々を講師としてお招きしています。

今年も5回の講座に6名の講師の方々が快諾してくれました。

 

トップバッターは中島信也CMディレクターと

東北新社の若手女性CMディレクター、山本真希との対談です。

81619時半~21時(@4C教室)

山本さんは、復興支援で被災地にヴォランティア活動に行きました。

自らイオス7Dを持ち、撮影までしてしまうこともある、

元気なディレクターです。

 

そして、819日(金)は草川衛(ACジャパン専務理事)。

震災後、ものすごい数を見たACのCM。

ACジャパンは民間企業で造った公益社団法人です。

専務理事に今のACジャパンの広告と

過去の公共広告の名作・傑作について語ってもらいます。

海外では公共広告は、「public and awareness」などという

ジャンルとして確立されており、

広告会社などのクリエイティブのスターたちが名誉をかけて作っています。

 

823日(火)は、

「さとなお」こと佐藤尚之(コミュニケーション・ディレクター)。

「明日の広告」(@アスキー新書)で

これからの広告コミュニケーションのカタチを実践している方です。

震災直後、様々なジャンルの方々と連携して

「助け合いジャパン」という復興支援サイトを始めたのを

記憶されている方も多いかと思います。

ソーシャルメディアを含めた新たなコミュニケーションの

カタチについてわかりやすく楽しく説明してくれることでしょう。

 

826日(金)は東畑幸多(電通、クリエーティブ・ディレクター)。

JR九州新幹線全線開通のキャンペーンを手掛けた方です。

震災後このCMはいったんオンエアーが中止になりましたが、

ネットで180秒のCMを見た東北の人が勇気をもらったと言って話題になり、

震災後自宅待機をしている時期に、テレビ番組で特集が組まれました。

そしてこの6月のカンヌ・クリエイティブ・フェスティバルで

この仕事に対して金賞などいくつかの賞を獲得しました。

 

最後は、830日(火)に登場の、白土謙二(電通戦略執行役員)。

白土さんはいつもアナーキーで先進的な考えで

過去の慣習をブレイクスルーしていかれます。

その知見と洞察力は、今後の広告業界が向かって行く

方向を指し示す指針となるに違いありません。

 

白土さんが以前、カンヌ広告祭(3年前くらいまで広告祭という名前でした。

いまは、カンヌ・インターナショナル・フェスティバル・オブ・クリエイティビティ)

について語っていた言葉が今も印象に残っています。

ある外国のクリエイティブスタッフの発言だそうです。

カンヌに行っている人たちは過去のものを見ている、

では未来を見るためにはどうすればいいのか?

そういう人たちはヴェネチア・ビエンナーレに行っている。

白土さんはこのエピソードを引用して、異ジャンルに

学べとおっしゃっていました。

 

新しいことは、異ジャンル同士のぶつかり合いの中から

始まるということなのでしょう。

 

さて、暑い夏、広告のまだまだ出来ること

面白いことを探しに「夏のセミナー2011」に是非参加してください!夏のセミナー2011.pdf

<前の記事     次の記事>