【】歴史に学ぶ
2011年5月26日 18:34
歴史の中には嘘のような、でも興味深いエピソードが多数あって、それが歴史の魅力のひとつでもある、と思います。
戦国時代、徳川四天王の一人に本田忠勝という武将がいました。
甲冑姿が特徴的で、全身黒尽くめに兜には鹿角、大きな数珠を襷がけにして、肖像画を見たことのある人は分かると思いますが、顔はほとんど鬼のような形相です。
そんな忠勝が愛用した槍が名槍「蜻蛉切(トンボ)」。何故「トンボ」か?徳川四天王の一人に名を連ねるほどの猛将が「トンボ」を切って、何が名槍の所以なのか?虎退治で有名な加藤清正と比べると見劣りするのでは?と思ってしまいますが違うのです。ちゃんと名槍たる所以があるのです。
「蜻蛉切」にまつわるエピソードによると、槍の穂先にトンボが止まった瞬間、音も無く体が真っ二つにスパッと切れた、というから凄い!さらに言えばこの「蜻蛉切」で数多くの合戦に出陣し、徳川家康の天下取りを支えたにも関わらず、忠勝は生涯かすり傷ひとつ負わなかったというから凄い!
この春より映像テクノアカデミアを卒業し、映像業界で働き始めた皆さん、またこれからアカデミアで映像業界を目指す皆さん。映像業界も体が資本です。体調には気をつけて技術の向上に励んでください。
(it)