【映像・広告】一年間の授業を終えて
2011年3月29日 17:09
東日本大震災の被害にあわれた方々にはお見舞いの言葉もありません。
必ずや復興を遂げられことを心から願っております。
私、KEN坊です。
映像テクノアカデミアは計画停電、交通網の乱れもあって、授業、イベント関連を
ずらしています。
その中で、3月26日(土)に映像・広告クリエイター科では講評会と修了式を行いました。
一年間の集大成である修了作品を制作するにあたって、生徒の皆さんは、企画から演出、撮影、編集と大奮闘。
企画から悲喜こもごもの様相。
相手の企画を蹴落とそうと必死。
これがいいんですね。
実は、これが一番勉強になる。隣に机を並べている仲間から企画をけちょんけちょんにけなされると頭にくる。講師から言われるよりもはるかに頭にくる。この悔しさをバネにして次の作品をめざす。この次には良い企画を出して見返してやる、と。
これがいいんですね。
講評会においては、誰もが優秀賞をめざし賞品獲得をめざす。
ライバルを意識しながら点数を競う。これが不思議なことに賞品欲しさに自分の作品に高い点数をつけることなくライバルの良い作品を選んで点数をつける。
自分の作品と比較することで映像を見る眼力が身につく。
これがいいんですね。
この眼力が良い作品作りにつながり、良い作品と出会う。
そして、発信力がつく。
共同作業である映像作りにおいて、この発信力がものをいう。
こんなことを考えながら講評会でしゃべっていたKEN坊でした。
講評会風景